プロジェクト内容

 

PROJECT.1

風薫り、木漏れ日あふれる
里山づくり

 

PROJECT.2

スマート里山ビレッジ
の創造

 

PROJECT.3

生物多様性を体感できる
里山づくり

 

PROJECT.4

グローバルな交流拠点と
ひとづくり

 

PROJECT.5

サスティナブルな
食と農の創造

 
 

\ PROJECT.1 / 風薫り、木漏れ日
あふれる里山づくり

里山本来の姿を取り戻し、 健康で生物多様性を
体感できる環境づくり

近年、生活スタイルの変化や農林業従事者の減少等に伴い、里山林の手入れ不足が進み里山の荒廃が進行しています。 このため、里山を風が薫り、木漏れ日あふれる里山に整備し、カタクリの花が咲き蝶が舞い、ドングリや山野草が豊かに生育する里山本来の姿を取り戻し、健康で生物多様性を体感できる環境づくりにつなげていきます。

事業内容

情景整備
1.情景整備

風薫り、木漏れ日あふれる森の復元

小松市の森林面積21,000haのうち施業可能な自然林(広葉樹)3,300haの間伐を計画的に実施します。

植樹祭メモリアルライン(延長12㎞)をはじめ、将来的にエコロジーパークや木場潟東園地と結び、遊歩道・トレイルランとして活用していきます。

モウソウチク林の拡大防止や野生生物(ツキノワグマ、イノシシ、サル等)との共生など生態系の回復にもつなげていきます。

再生エネルギー・循環型社会
2.間伐材の有効活用(1)

チップ化等による再活用

間伐材の規格外品を木質チップに破砕し、遊歩道舗装(植樹祭メモリアルラインなど)への活用や、木質バイオマス燃料として発電や冷暖房に活用します。

重くて硬い広葉樹間伐材に対応した木材破砕機の導入も進めていきます。

間伐材の有効活用
2.間伐材の有効活用(2)

菌床工場などでキクラゲやシイタケの原木栽培・菌床栽培に活用します。また、栽培方法などを学ぶ菌床学校の開校にもつなげます。

木工品の材料として販売したり、木工品として商品の開発・販売をめざします。

企業の里山づくり
3.企業の里山づくり

森づくり活動を応援

森づくりに関心を持つ企業や団体の教育・研修や交流の場として、活動場所を紹介します。

\ PROJECT.2 / スマート里山ビレッジの創造

 

里山に点在する拠点を結ぶ スマート里山ビレッジ
(里山王国づくり)を推進

自然、環境、快適、健康、安心を実現する里山をキーワードに、AI、自動運転、パーソナルモビリティなど先端技術の開発研究支援を通じて、里山に点在する拠点を結ぶスマート里山ビレッジ(里山王国づくり)を推進していきます。

事業内容

1.次世代モビリティの普及促進

民間企業によるEVなど次世代モビリティの研究開発と連携し、地域コミュニティや交流拠点を結ぶ利便性の高い移動手段の普及をめざします。

自動運転技術による高齢者の移動サポートと同時に、CO2排出削減など環境負荷の低減にもつなげます。

2.カーボンニュートラルのモデルづくり

再生エネルギーの利活用を進め、地域の防災拠点としての役割を担う、レジリエントな里山づくりを推進します。

水素など新エネルギーの実用化に向けた民間事業者の研究開発の支援を通じて、新産業の創出につなげます。

\ PROJECT.3 / 生物多様性を体感できる
里山づくり

 

蝶が舞い、生き物が
躍動する里を創生 植物や昆虫の里づくりを通して
自然のしくみを学ぶ

小松市の森林面積21,000ha のうち、施業可能な自然林3,300ha の整備と併せ、蝶が舞い、生き物が躍動する里を創生します。 森林を守り、子どもから大人まで植物や昆虫の里づくりを通して自然のしくみを学ぶとともに、季節ごとの観察ポイントの整備を行います。

事業内容

生息調査
1.生息調査

蝶や生き物の生息調査

専門家や愛好家、地域の子どもたちと一緒に生き物の生息状況を調査します。

蝶や生き物が好む植生管理による生息範囲拡大に向けての保護・増殖計画を作成します。

蝶や生き物の里の整備
2.蝶や生き物の里の整備

草花の植生

植樹祭メモリアルラインの間伐に併せ、多くの蝶が吸蜜できる草花・つる草などを植栽し、生育環境を整えます。

ビオトープの整備

点在するため池や小川を活かしたビオトープの整備により、生き物が棲みやすい変化に富んだ環境を整えます。

増殖飼育

草花が咲き、蝶が舞い、人々が集う里山に近づけるため、ギフチョウなどの「放蝶会」を実施し、増殖飼育を地域に広めます。

観察会など情報発信
3.観察会など情報発信

観察会

卵からサナギまで育てる蝶の飼育活動の紹介や里山での観察会を開催し、地域の子どもの学びの場を作ります。

生き物ガイドブック

恵まれた自然環境を守り、次の世代に引き継いでいくため、自然を知り、理解を深めるガイドブックを製作します。

\ PROJECT.4 / グローバルな交流拠点とひとづくり

 

新たな生活スタイルに対応した

移住・定住の推進による
里山ステイを推進

里山エリアに広く点在する日本遺産などの歴史・文化資源や食文化、体験コンテンツを活かし、サスティナブルツーリズムとして魅力を発信します。 また、伝統的な「古民家」に人を呼び込み、にぎわいを創り出す拠点に創生し、新たな生活スタイルに対応したワーケーションを推進します。

事業内容

古民家の活用
1.古民家の活用

古民家周辺のテーマパーク化

伝統的な古民家のリノベーションを進めるとともに、庭園などを一体的に整備しロケーションを改善。古民家周辺をバラ園、牡丹園、つつじ園、さくら園などとして整備しテーマパーク化します。

古民家バンクの創設

魅力的な古民家を紹介する「古民家バンク」をホームページなどで発信し、古民家改修技術の伝承にもつなげます。

滝ヶ原地区のカフェやホステル、大杉地区の江戸古民家、日用地区ウィズダムハウスなどのネットワーク化や、未活用古民家を移住・定住希望者に紹介します。

歴史・文化遺産等の活用
2.歴史・文化遺産等の活用

コンテンツの発掘

日本遺産「珠玉と石の文化」やSAVOR JAPANに認定された「食文化」をはじめ、地域に根差した有形・無形の付加価値の高い地域資源を発掘しデータベース化。地元、近隣市町からのマイクロツーリズムの需要創出にもつなげます。

観光ルートの作成と情報発信

「KOMATSU Sustainable Tourism(サスティナビリティ・ツーリズム)」として、地域の文化や自然環境に配慮し、本物を体験し味わえるサービスを開発。PROJECT②「スマート里山ビレッジの創造」での次世代モビリティの利活用とも連携します。

「KSSCナビ」として情報発信します。

\ PROJECT.5 / サスティナブルな食と農の創造

 

農業のブランド化推奨や 6次産業化と高付加価値化など サスティナブルな食と農の
モデルを創造します

里山の農地の収益性の向上と農業の担い手の確保に向け、農産物のブランド化や特産品の開発などによりサスティナブルな食と農のモデルを創造します。

事業内容

農業のブランド化推進・特産品の開発、体験農園
1.農業のブランド化推進・特産品の開発、体験農園

特別栽培米や酒米の生産拡大、酒粕の商品展開方策の検討を進めます。

無農薬農園など体験農園の整備を通じて、高齢者の生きがい創出につなげます。

6次産業化と高付加価値化
2.6次産業化と高付加価値化

農作物規格外品の活用など6次産業化を推進します。

大麦味噌や大豆ピューレなど、転作作物の高付加価値化を図ります。

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