こまつ里山SDGs倶楽部とは
小松の里山を中心とした地域の持つ数々の資源を有効に活用することで、地域活性化を図りつつSDGsを推進し、経済・社会・環境分野でバランスの取れた持続可能な循環型地域社会を実現します。
法人の概要
代表理事メッセージ
理事・監事・評議員
相談役
顧問
設立者
私たちのSDGs
パートナーシップ
ロゴマークについて
法人の概要
名称 |
一般財団法人こまつ里山SDGs倶楽部
KOMATSU SATOYAMA SDGs CLUB(英文略称「KSSC」) |
設立年月日 |
2020年10月1日 |
所在地 |
石川県小松市 |
目 的 |
政府より、地方創生分野における日本のSDGsモデルとして「SDGs未来都市」の一つに選定された小松市において、里山を中心とした地域の資源を有効に活用し、地域の活性化を図りながら、経済・社会・環境分野でバランスの取れた持続可能な循環型地域社会の実現に貢献していきます。 |
事 業 |
ひと・モノ・技術・情報・資金をマッチングし、新しい事業やベンチャーの創出による里山から未来を創生する事業を展開していきます。
●里地里山の保全に関する諸事業
●地域活性化に関する諸事業
●芸術・文化振興に関する諸事業
●教育・人材育成・国際交流に関する諸事業
●自然環境再生・地球温暖化防止に関する諸事業
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代表理事メッセージ
小松市は、823年に立国した加賀国の国府が置かれた地として、悠久の歴史を持つとともに、日本三霊山の白山と日本海に囲まれた自然に恵まれた地域です。小松の人々は、弥生時代の王たちを魅了した碧玉製の管玉づくりを始まりとして2300年にわたり、金や銅の鉱石、メノウ、オパール、水晶、碧玉の宝石群、観音下石、滝ヶ原石などの良質の凝灰岩石材、九谷焼の原料となる花坂陶石などの石の資源を活用して、時代のニーズに応じて進化してきた高度な加工技術を磨き上げ、豊かな石の文化を築き上げてきており、2016年には日本遺産にも認定されています。交通の面では、北陸の空の玄関である小松空港、2024年春開業の北陸新幹線小松駅、北陸自動車道小松インターなど高速交通ネットワークが整備され、市民生活や経済活動を支えています。世界的企業や大学のほか、周辺には国連大学やJICAもあり、海外の方々を受け入れる国際都市としてのポテンシャルの高い地域です。
市の面積の7割を占める里山は、環境省の「生物多様性保全上重要な里地里山」に認定されており、また、地域の「桜生水」は平成の名水百選に選定されています。広葉樹が多い山林を源とする清廉な河川や湧水、肥沃な土壌は、ヤマメ・イワナ・鮎等の川魚や、米・食味分析鑑定コンクールで金賞を受賞した米、松尾芭蕉を唸らせた小松うどんなど豊富で多様な食材を育んでおり、豊かな自然が「ここちよさ」と「美」をもたらしています。これらが評価され、2011 年に北陸で初めて「環境王国」に認定され、2019 年には「SDGs未来都市」にも選定されています。
また、里山を中心とした地域には、里山自然学校こまつ滝ヶ原をはじめとして、西俣自然教室、里山健康学校せせらぎの郷、里山みらい館、小学校跡地を活用したArtist Collegeこまつ観音下
、周辺地域には木場潟などの地域の自然や歴史の学習・体験施設や粟津温泉などの観光・保養施設のほか、最新技術を導入したエコロジ ーパークなどの環境関連施設、正蓮寺産業団地などの産業振興地区などが集積しています。
一方、新型コロナウイルス感染症後の新しい世界を見据え、企業ではテレワークやリモートワークの導入が進んでいます。また、東京一極集中から地域分散へとその考え方を切り替えつつあり、環境のよい地方で働きながら休暇を取得するワーケーションという新しい働き方も浸透し始めています。
こうした状況の中で、里山を中心とした地域が持つ多種多様な資源を有効に活用することで、地域活性化を図りつつSDGsを推進し、経済・社会・環境分野でバランスの取れた持続可能な循環型地域社会を実現することを目的として、小松市にゆかりのある経営者や研究者などで構成される組織機能を活かし、強力なパートナーシップのもと、ふるさと小松を未来へつないでいきます。
皆さまのご指導とご支援を心よりお願い申し上げます。
令和2年10月1日
代表理事 鈴木 康夫
理事・監事・評議員
理事
代表理事
鈴木 康夫
株式会社Bizitsパートナーズ代表取締役社長、元株式会社小松製作所取締役専務執行役員
宇野 文夫
元金沢大学先端科学・社会共創推進機構特任教授
朝倉 由希
公立小松大学国際文化交流学部国際文化交流学科准教授
西 正次
大杉牡丹の里山づくり部会長、小松商工会議所会頭
吉田 晋
蝶が舞う里づくり部会長
監事
川畠 平一
元金沢大学地域連携推進センター客員教授
評議員
加藤 咲子
有限会社永遠幸メディカルサプライ代表取締役
木村 繁男
公立小松大学副学長
永井 三岐子
元国連大学サステイナビリティ高等研究所
いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット事務局長
山田 透
元株式会社小松製作所常務執行役員
顧 問
石黒 明二
元トヨタ車体株式会社代表取締役副社長
加藤 他可子
元有限会社永遠幸メディカルサプライ代表取締役
黒崎 輝男
流石創造集団株式会社代表取締役
田上 好道
石川県商工会連合会会長
丁野 朗
東洋大学大学院国際観光学部客員教授
西 正次
小松商工会議所会頭
フランソワ・ダルタニアン
元国連大学事務局長
星野 裕
日本大学芸術学部放送学科教授
前田 智嗣
日本自動車博物館館長
前田 紀貞
安田女子大学家政学部生活デザイン学科教授
設立者
石黒産業株式会社、小松マテーレ株式会社、コマニー株式会社、株式会社中東、株式会社農口尚彦研究所、加藤 他可子、鈴木 康夫、田谷 正、西 正次
活動における
多様なパートナーシップ
里山SDGs推進のシンクタンクとして、多様なパートナーシップのもと共同研究や提案による里山プロジェクトを推進します。
事業:①里地里山の保全 ②地域活性化 ③芸術文化振興 ④教育・人材育成・国際交流 ⑤自然環境再生・地球温暖化防止
ロゴマークについて
人に、自然に、やさしい持続可能な
「こまつ里山」
威風堂々とそびえ立つ霊峰白山を望み、
四季折々に美しい姿を見せる広葉樹、多くの野鳥や水生植物が生息している木場潟や蛍が飛び交う清流、
生き物が躍動する森や緑地、米や大麦など農作物が美しく育つ豊かな土壌、カタクリをはじめ花々が咲き蝶が舞う自然の花畑など、
「こまつ里山」には、数え切れないほどの多くの魅力があります。
そんな魅力あふれる「こまつ里山」を、山、水、森、土、花、に分け
それぞれにSDGsの17色を配色し、直線と正円を組み合わせシンボル化しました。
また、「こまつ里山」を切り取る円形は、循環の“環(わ)”、人と自然の“和(わ)”を表し、
色彩豊かな色味は、SDGsのカラーアイデンティティのみならず、
九谷焼の「赤、黄、緑、紫、紺青」の五彩を彷彿とさせる鮮やかさで、
自然環境に恵まれた「こまつ里山」のいきいきとした魅力を表しています。